打撲や捻挫などの外傷による痛みは原因が明らかです。それに対して、慢性的に踵(かかと)周りが痛い、または外傷を負った覚えが無いにもかかわらず踵に痛みが出てきた場合については、どのような原因が考えられるのでしょうか。

まずは、踵の痛みの代表的な7つの症状をご紹介します。

踵(かかと)の痛みには代表的な7つの症状がある

踵の痛み:よくある7つの症状

  • 動きはじめに激痛が走る。
    朝起きたときの第一歩や、歩きはじめ、席を立った時など、足を着地させたときに痛む。
  • 常にかかとに違和感がある
    靴のなかに小石が入っているような痛みがあり、何か踏んでいるような違和感がある。
  • つま先に負荷がかかると痛い
    階段を登ると、踵や足裏が痛い。
  • 押すと痛い箇所がある
    踵の底部の内側を押すと痛い。踵の後ろ側を押すと痛い。 
  • 長時間、立っていると痛む
    足がだるくなる前に、踵 が痛くて立っていられない。
  • 足首を曲げると痛む
    立った状態でスネをつま先側に向かって曲げると痛い。
  • 不規則に痛みを繰り返す
    一旦痛みが消失したかと思うと、再び痛くなってしまう、というように不規則かつ継続的に痛みを繰り返す。

このような症状が続く場合には、以下のような疾患の発症が懸念されます。

  • 足底筋膜炎(そくていきんまくえん)
  • 踵骨棘(しょうこつきょく)
  • アキレス腱炎(けんえん)

これらのそれぞれ、中~長期にわたって症状が現れます。 そのなかでも最も代表的な症状が足底筋膜炎です。

踵の痛み:原因

踵の痛みの原因として、一般的にはスポーツでのハードなトレーニングや長時間の立ち仕事などの大きい負荷が足にかかり続けることでおこるといわれています。つまり、使いすぎです。

他方、同じ環境でもすべての人に発症するわけではありません。痛みが出やすい足は、ほとんどの場合かかと周りにある骨格が崩れてしまっている状態(オーバープロネーション)にあります。この状態が引き金となって、

この状態が引き金となり、足裏にある筋や腱、またはそれらを覆う膜などに強いストレスがかかり続けると、炎症が起こり痛みを発症するのです。

たとえば、足底筋膜炎は踵周りの骨格の崩れからくる足の形状として代表的なものです。 偏平足と踵の痛みは密接に関係しているのです。

まとめ

  • 踵の痛みとしてよくある症状は以下のようなものです。
    • 動きはじめに激痛が走る
    • 常にかかとに違和感がある
    • つま先に負荷がかかると痛い
    • 押すと痛い箇所がある 
    • 長時間、立っていると痛む
    • 足首を曲げると痛む
    • 痛みが繰り返す
  • 踵の痛みは以下のような環境により起こりやすいとされています。
    • 踵周りの骨格が崩れてしまっている
    • スポーツにおけるハードなトレーニングや長時間の立ち仕事など、足に負担をかけすぎている(使いすぎ)