脊柱管狭窄症による脚の痛みとしびれが消えて毎日が快適!
- 脊柱管狭窄症と診断。左脚の痛みとしびれ、座骨神経痛と痛みのオンパレード
- 痛みに追い打ちをかけた足の不安定さは『Northwest Superglass®』で解決
- 背骨のねじれは首の施術で整える
- 「元気に歳をとっても颯爽と歩きたい。そんな目標を達成できそうです」- 桐村律子さん(72歳)
1.脊柱管狭窄症と診断。左脚の痛みとしびれ、座骨神経痛と痛みのオンパレード
「元気に歳を取るのが目標」と言う桐村律子さん。毎朝フィットネスクラブに通い、軽い筋トレと有酸素運動を30分行うのが習慣なのだとか。その成果はピンと伸びた背筋、颯爽と歩く姿、はつらつとした表情とチャーミングな話し方、すべてに現れている。そんな桐村さんが脊柱管狭窄症で左脚の痛みやしびれ、座骨神経痛に悩まされる日が来るなんて、予想だにしていなかったはず。
桐村さん「通い始めて4年目になるフィットネスクラブに、体幹部を鍛える振動マシンがあるんです。ヘルスメーターのような器具に乗って振動を受けながら立っていることで鍛えられてお手軽。
せっかくだからと思って強度を上げてマシンに乗っていたらその日を境に、急にお尻の付け根から膝裏あたりに痛みが走って。慌てて整形外科と総合病院内の外科に行ってレントゲンをとってもらうと脊柱管狭窄症と診断。しかも発症してしまっているので治療で完治するのは難しいという話だったんです。もう絶望しました……。
それから整骨院をインターネットで探しました。三日月整骨院に来てみようと思ったのは、ウェブサイトに、先生の施術に対する思いが詳しく書かれていたこと、先生ご自身がスポーツをされていて自分の気持ちを分かってくれると思ったこと、ボキボキする施術ではなくて身体に負担がかからない施術であるということが表現されていたからです」
町田先生「脊柱管狭窄症は、背骨の中の神経の通り道「脊柱管」が狭くなり、中を通る神経が圧迫されてしびれや痛みが生じる病気です。ただ脊柱管のある背骨周りに症状が出るのではなく、そこを通る神経が支配する部位に痛みやしびれといった症状が出るので、桐村さんの場合はそれが左の下肢だったのです。しかも脊柱管が狭くなり始めて、2,3年かけて症状が出ますので、フィットネスクラブでのマシンでの運動が引き金となったのだと思います」
桐村さん「せっかく健康でいるためにコツコツ運動をしてきたのにショックでしたね……。台所に5分と立っていられない、買い物へ行っても車いすがほしくなるくらいで、なにかの支えがないと長時間、立ったり歩いたりできませんでした。「このまま車いすの生活になるなんていやだわ」、と落ち込みました」
町田先生「左のお尻から膝裏が痛いということだったので、神経伝達がいいか悪いかを見るためにどれくらい脚を上げられるかを診ました。すると左脚は神経の伝達が悪くてひっかかる感じがしたのです。
ただ、狭くなった骨と骨の間の圧迫を取り除くのは、手術でしかできませんが、それは桐村さんが望んでいませんでした。
そこで、発想の転換をして、背骨を外から圧迫するものを取り除くという施術で改善できないかと考えました。つまり、骨の狭窄そのものへのアプローチではなく、骨の狭窄をさらに助長してしまっている筋膜などの膜組織を緩めることで神経伝達をスムーズにしようと思いました」
桐村さん「私は痛いのをなんとかしてほしいと思ったので、実はその方法は、手術以外であれば何でもよくて……。今さら聞けないけれど、どんな施術なのか詳しくはわからないんです(笑)。
でも不思議で、先生に施術をしてもらうと本当に気持ちがよくて痛みが和らぐんです。施術方法や効果はもちろん、先生の優しいお人柄やここのアットホームな雰囲気も好きなんです」
町田先生「では今更ながらですが、桐村さんの背骨の状態と施術方法を説明しますね(笑)。
まず背骨は左にねじれた状態でした。そうすると左側の骨と骨の間が狭くなり、その部分は筋力などが弱くなるんですよね。するとそれを守ろうとして筋膜などの結合組織が硬くなり、それが狭窄している部分を圧迫するため、神経伝達がさらに悪くなります。
そこでバイニーアプローチという施術法を使って硬くなった結合組織をほぐしました。すると神経伝達が改善し、痛みが軽減するという施術方法です」
2.痛みに追い打ちをかけた足の不安定さは『Northwest Superglass®』で解決
左脚のしびれや痛み以外に、平地でつまずくことが多いことが気になっていた桐村さん。これは脊柱管狭窄症との関連はあるのだろうか。
桐村さん「実は足が内側にねじれてしまう内反足が昔から気になっていました。するとバランスをとろうとして膝が外に開いてO脚になるでしょ。脚の内側の力が弱いから、どんどんO脚度合いが強くなって、おさるさんみたいな脚になるのはいやだな……って思っていたんです」
町田先生「歩き方や足元を診てみると、足の後足部が不安定だということがわかりました。かかと部分がぐらぐらして不安定だとどうしてもアーチがつぶれてしまって、土踏まずが地面についてしまうんですねよね。
すると、土踏まず部分に通っている神経を踏みつけて神経を下に引っ張ってしまっている状態になります。脊柱管狭窄症によって神経伝達が悪くなっているのに追い打ちをかけるように、足元の不安定さも神経伝達を悪くし、痛みやしびれの原因になっていたのです。
さらに歩くときに脳は足を上げて踏み出してと指令を出しているに、神経の圧迫によって、体はその指令を正確に受け取れなくなっていたんです。
このちぐはぐによって予期せぬつまずきにつながっていたと考えられます。これは施術ではなんともならないと思い、初診の段階で医療用のインソールである『Northwest Superglass®』を提案しました」
桐村さん「実はインソールって今までに使ったこともあったのですが、なかなか自分が思っていたような結果にはなりませんでした。でも『Northwest Superglass®』を装着したときは、今までの感覚とは全然違ったのです。それまでは足がぐらぐらする感じがしたのですが、ビタッと安定したという感じがとても新鮮でした」
町田先生「多くのインソールは下がってしまうアーチそのものを持ち上げるという発想で作られています。しかし『Northwest Superglass®』は、そのようなアーチサポート系のインソールとは発想が全く異なるために、装着した感覚が違ったのだと思います。
『Northwest Superglass®』はアーチより少し後ろの載距突起という部分をサポートすることで、歩く、立つといった動きのなかでアーチを自分で作れるように足の動きを適切に誘導します。それによって桐村さんは後足部のぐらつきが減り、ビタッと安定した感覚を得られたのだと思います。
土踏まずを持ち上げるようなサポートでは、逆に腹圧が低下し、このような感覚を得ることはできません」
桐村さん「『Northwest Superglass®』を使い始めたころは、慣れるために家の中でも使っていました。買ったばかりのスポーツシューズがあったので、そこに入れていましたね。すると台所仕事していても全然痛くなりませんでした」
3.背骨のねじれは首の施術で整える
背骨のねじれと足元の不安定さによる神経の圧迫によって、左脚に痛みとしびれを発症した桐村さん。足元の不安定さは『Northwest Superglass®』でケア。ではそもそも背骨のねじれは何が原因で、どのような施術をしたのだろうか。
町田先生「背骨にねじれがある患者様は、どなたも原因は首にあると私は考えています。というのは、体のなかで唯一、なにかに接しているのが足ですが、その足元からどんな感覚が入るかによって、首を起点に姿勢を決めるという能力が人間には備わっているからです。
桐村さんの場合は左の足元がゆるい、するとそれを脳幹が感知して体の左側の筋肉の働きが悪くなります。そしてバランスを崩して左にねじれます。
脳幹とは中枢神経が集まるところでちょうど首のあたりなのです。ここの膜組織を緩めることで神経伝達がよくなり、左右のバランスが整ってきます」
桐村さん「町田先生の施術が本当に気持ちいいんです。思わず眠くなってしまうくらい。いつも首のあたりをゆらゆらしているのは何をしているんだろう……と思っていましたが、神経伝達をよくするためだったんですね。
痛みが出始めたころは週に2,3回通って施術を受けていました。そのおかげで1か月くらいすると痛みやしびれはなくなり、フィットネスクラブに復帰できました」
4.「元気に歳をとって颯爽と歩きたい。そんな目標を達成できそうです」- 桐村律子さん(72歳)
桐村さん「整形外科で脊柱管狭窄症と診断されて、できる治療は限られているといわれたときはショックでしたね。せっかくコツコツと体のメンテナンスをし、健康でいられるようにフィットネスクラブに通っていたのに。
そんなときに町田先生の施術と『Northwest Superglass®』に出会うことができて、本当にラッキーでした。今では痛みやしびれもないし、気になっていた内反足もずいぶん解消しました。いくつになっても元気で颯爽と歩いている自分を想像できるのはとても嬉しいです」
撮影/シラタニタカシ、取材・文/峯澤美絵
お話をお伺いした方
町田結希(まちだゆうき)さん
柔道整復師、バイニーアプローチ本コース修了。三日月整骨院の院長。整形外科や介護施設、数多くのスポーツの現場でのトレーナー経験を経て2017年現職に。小学2年生から競技としてスキーをはじめ、現在も京都府代表としてクロスカントリースキーで国体に出場。趣味はトレイルランニング、華道、料理と守備範囲が広い。アロマセラピーにも精通している。
(ミカヅキセイコツイン)
院長: 町田 結希
〒610-0334 京都府京田辺市田辺中央3丁目3-10 シークビル1階
HP:https://mikazuki-seikotsu.com/
TEL: 0774-51-6957
三日月整骨院における施術の一環として用いられているNWPL社のNorthwest Superglass®
主に病院や治療院において、治療や施術のために処方される医療用のファンクショナルオーソティックス®(足の動きを最適化するための医療用足底挿板)。
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TEAM NWPL
NWPL社のファンクショナルオーソティックス®やファンクショナルインソールを知り尽くした足とカラダのプロフェッショナル集団
NWPL社のファンクショナルオーソティックス®やファンクショナルインソールが目指すところは、過剰回内(オーバープロネーション)などのように足のアライメントが崩れている状態を是正することにより、足部に生じる痛みや不具合のバイオメカニクスの観点からの誘因となる動きを制御することにあります。
他方、足部に生じる痛みや不具合は様々な要因が絡み合って生じています。例を挙げると、靴、地面の状況、運動量、体重、運動に関する技術、体外から体にかかる力、筋力のバランス、柔軟性の欠如などです。結果として、これらを原因として連鎖的に生じる足部以外の他の身体の部位の痛みや不具合も同様に複合的な要因が複雑に絡み合って生じることとなります。
よって、NWPL社のファンクショナルオーソティックス®やファンクショナルインソールがその効果を発揮するためには、それぞれの不具合や痛み、もしくはパフォーマンスの向上を阻害している要因の発生原因を正しく把握することが最も重要なのです。
「痛みのない生活」、「健康な生活」、「美しく生きる」、そして、「運動を楽しむ」を実現されたい方は、是非NWPL社認定の足の専門家にご相談ください。皆様のお話をお伺いして一人ひとりの状況にあった最適なご提案を致します。