外反母趾の症状

外反母趾は、親指の腹が小指側を向くようにねじれ、親指自体が小指方向に曲がっている状態を指します。症状が悪化すると、人差し指の下にもぐり込むような形状になる場合もあります。

チェックしてみましょう!

  • 親指が小指方向に曲がっている
  • 親指の付け根の出っ張りがめだつようになる
  • 親指の付け根の部分に痛みが出ることがある

このような症状の場合、外反母趾の可能性があります。

親指の付け根の出っ張りは何?

足の甲を構成する細長い骨(中足骨)と、親指の骨とをつなぐ関節部分が、体の外側に飛び出してしまったものです。

また、外反母趾は多くの場合親指の付け根の関節を包む膜が腫れてしこりのようになってしまい、さらに出っ張っているように見えることがあります。

指が曲がれば曲がるほど痛むの?

外反母趾は見た目の変形の度合いに応じて、痛みが比例するということはありません。軽度の変形でも強く痛みを訴える人もいれば、大きく変形してしまった重度の変形でも患部にそれほど痛みを覚えない人もいます。
※痛みが無いからといって、放っておくと症状が進行してしまうことがありますので要注意です!

また、外反母趾の痛みは様々です。代表的なものを紹介します。

代表的な2パターンの痛み

靴ずれのような痛み

親指の付け根の出っ張りが靴の壁と当たることで、歩くたびに靴ずれのときに感じるような痛みを覚えることがあります。

関節痛のズキズキした痛み

外反母趾になると、第1中足骨が扇状に広がった状態になってしまうので、親指の付け根の関節がうまくかみ合わず、歩行における蹴りだしの際にスムーズに曲らない現象がおきます。このとき、親指の付け根の関節面同士が衝突し合って痛みが起こります。

注意!親指以外の指にも痛みが…

外反母趾になると、親指だけでなく他の指の付け根も痛むことがあります。

外反母趾の症状がある足はつま先側の骨格全体が崩れてしまうことで親指側と同時に小指側も広がってしまいます。そうすると体重がかかった時に人差し指・中指・薬指の付け根が床に押し付けられることになり、連続的にこの部分に大きな負荷がかかってしまい痛みが発生します。これを、「中足骨頭痛(ちゅうそくこっとうつう)」といいます。

まとめ

  • 外反母趾は、足の親指が小指側を向くように曲がってしまう状態を指します。
  • 外反母趾の痛みは指が曲がれば曲がるほどひどくなる、とは限りません。
  • 外反母趾の痛みは、以下の様なものが代表的です。
    • 親指の付け根の出っ張りと靴が当たったときの靴ずれのような痛み
    • 骨と骨の関節の噛み合わせが悪いために起こる関節の痛み
  • 外反母趾になると、親指以外の足指の付け根にも、痛みが出てしまうことがあります。