MotoGPレーサー中上貴晶選手の足元を支えるNorthwest Fit®

目次

  1. MotoGPとは?オートバイロードレースの世界選手権シリーズ
  2. 中上選手とファンクショナルインソールの出会い
  3. Northwest Podiatric Laboratory社のNorthwest Fit®への期待

1.MotoGPとは?世界最高峰のオートバイロードレース

MotoGPとはオートバイロードレースの世界選手権シリーズのことだ。四輪のレースで言えばF1に該当する世界最高峰のレースだ。現在3つ存在するカテゴリーの中での最高峰クラスであるMotoGPクラスでは、マシンの排気量はなんと1000cc、重量は約160キロ、そして最高速度は時速350キロメートル超という猛スピード。このお化けのようなマシンで、各種コーナーが存在するコースを疾走する。

MotoGPの最大の魅力は、選手同士が繰り広げる超高速環境下における熾烈なバトルだ。スタート直後からフィニッシュギリギリまで、ライダーは時に接触をしながらもトップを目指して激しいバトルが展開される。

中上貴晶選手(以下、「中上選手」という。)は、2018年からMotoGPクラスに参戦し、2022年は5シーズン目の挑戦となる。今年は中上選手自身のゼッケン番号である30と同じく、30歳という節目の年を迎える。その挑戦をNorthwest Podiatric Laboratory(NWPL)社のファンクショナルインソールであるNorthwest Fit®が足元から支えることになる。

2.中上選手とファンクショナルインソールとの出会い

左:ラフィノ船橋店の西山店長、右:中上選手

中上選手とファンクショナルインソールの出会いは船橋市のテニスのプロショップであるラフィノ船橋だった。出会いは新型コロナウィルス感染症の拡大が最初に猛威を振るっていた2020年の5月。中上選手が最初にお使いになられたファンクショナルインソールは、「驚異のインソール」として日本でも広くしられているSUPERfeet®。その経緯について中上選手、中上選手のお母様(以下、「中上様」という。)、そしてラフィノ船橋店の西山店長にお話をお伺いした。

中上様「当時(2020年5月頃)は、新型コロナウィルス感染症が蔓延し、家にいる時間が長くなっていたので、心身面での健康の維持という観点からとにかくウォーキングをしていました。そして、来る日も来る日もウォーキングをするなかで、家族でテニスをしない?という話になったのがきっかけでした。

西山店長「お母さんはもともとテニスをされていたんですよね?」

中上様「はい。でも、ラケットが相当古くなっていいたので、ラケットは買わなきゃね、ということになりました。「そういえば、いつも散歩をしている市場通り沿いにテニスショップがあったよね」、と息子が言ったので、ラフィノ船橋店にお邪魔をしました。西山店長には、趣味なので、そんなにハイスペックなラケットは不要です、とお伝えしたところ、西山店長が「ラケットはそれでいいですが、足は大切なのでシューズはいいものをきちんと選んでください」と言われました。」

西山店長「テニスショップなのにね(笑)。」

中上様「その時にシューズと一緒にSUPERfeet®をお勧めいただきました。もちろんMotoGPライダーであるといったことは全く話をしていませんでした。」

西山店長「それでもカラダつきがとてもしっかりしていて、腕の筋肉が隆々としていたので、きっと何か他のスポーツをされているんだろうな、と思いました。いつも他の方にも、テニス以外のスポーツをされているのかはお伺いすることにしています。というのも、他のスポーツの影響などを理解するためです。そうするとバイクということで、「どのようなバイクに乗られているのですか?」とお伺いすると1000cc!ということで驚きました。更にお話をお伺いすると、MotoGPライダーということで、これまた本当に驚きました(笑)。私の知り合いがバイクに乗る際にSUPERfeet®を使うと疲れが全然違うということを言っていたのをしっていたので、バイクにもいいんですよ、とSUPERfeet®をお勧めしました。」

中上選手「最初はテニスシューズとトレーニングシューズにSUPERfeet®をいれて使用しました。最初にSUPERfeet®を使った時の印象としては、上手く言えないのですが、今まで感じたことない感覚であって違いがあるのは明確に感じていたが、どこがどう違うというのはうまく言葉にできない感じでした。今まで靴に普通に最初から入っているインソールというか中敷きというかとは全く違うフィーリングでした。SUPERfeet®を入れた靴を履いた瞬間からその違いを感じて愕然としました。」

西山店長「SUPERfeet®もそうですし、この後話があるNWPL社Northwest Fit®もそうなのですが、違いは一瞬でお感じ頂けるのです。」

左:ラフィノ船橋店西山店長、右:中上選手

中上選手「そのあと、バイクの練習でもSUPERfeet®を使い始めました。実際にレーシングスピードでバイクに乗ったときに、バイクの操作にも大きな変化が生じることを実感しました。バイクは160キロほどもあって、それを操作するためにバイクの上で前後左右に大きく体重を傾けて移動するのですが、ぐっと踏み込んだときに、体の感覚とかけた力がバイクによりストレートに伝わる感覚がありました。トレーニングシューズと同様ですが、ここがいい!という具体的な感覚というよりは、感覚としてとてもポジティブな効果を感じることができました。」

時速350キロに達する1000CCのマシンを操る際にSUPERfeet®はどのようなプラスの影響をもたらしているのだろうか、中上選手がより詳細に説明をしてくれた。

中上選手「バイクはもちろんタイヤが2つしかないのでバランスをいかにとるかというのが重要になります。その観点からは、体幹が安定することがSUPERfeet®を使うことの大きなプラスの影響として実感をしています。時速350キロの世界では1000分の1秒を競っています。よって、微妙なタイミングのズレが転倒のリスクにつながります。また、逆に自分の体の動きが思い通りにバイクの動きとシンクロできるときには、タイムを縮めることに直結します。バイクの操作にはすべて踏み込む動きが伴います。その時に体幹が安定しないと、ブレにつながるのですが、そのブレの抑制という観点でSUPERfeet®の効果を感じています。」

アメリカ足病医学の下肢バイオメカニクス理論に基づいた「足の動きを最適化する」というファンクショナルインソール。足を整えることによりカラダが整う、体幹が安定するということがバイクの操作にも寄与するのではないか?という仮説を中上選手にぶつけてみた。

中上選手「今お伺いした話は、自分がバイクを運転しているときに感じてる効果と完全に合致しています。そういった実感もあって、実際、SUPERfeet®をバイクのシューズに入れ始めてから、一度もSUPERfeet®以外のインソールを入れていませんし、他のインソールに代えたいと思ったことは一度もありません。トレーニングや遊びのテニスも含めてすべてのシューズにSUPERfeet®が入っている状況です。運動=SUPERfeet®というように自然となっている。今までブーツメーカーが提供していくれるブーツに付属しているインナーソールを取り換えようと考えたことはなかったので、いろんな御縁でSUPERfeet®NWPL社Northwest Fit®に出会えたことは本当にありがたいことだと思っています。究極の世界で戦っているので、自分の力を最大限発揮できるようなツールに対してはとても前向きです。」

西山店長「そんな風に言っていただけると本当に嬉しいです」

3.NWPL社のNorthwest Fit®への期待

SUPERfeet®の生みの親であるNWPL社が日本市場に向けて独自開発した上位モデルのNorthwest Fit®。その要素は2つ。一つ目は、インソールを作成するにあたってインプットできる個人の足情報の多さ。Northwest Fit®は、各人の足を採型し、その人に完全にフィットする世界で一つのファンクショナルインソールをお届けすることが可能となっている。二つ目は素材の硬さ。NWPL社独自開発したカーボン入りポリプロピレンNCV®を用いることによって、サポート力を担保する硬さと薄さを実現している。

インソールというと足の痛みやカラダの不具合に対応するためのツール、というように認識されている方も多いのではないだろうか?NWPL社ファンクショナルインソールは、もちろんそのような観点からも優れたプロダクトだが、真骨頂は中上選手のコメントにある通り、足の動きを最適化することによるパフォーマンスの向上にあるのである。もちろん、足の動きが最適化されることにって怪我の予防にもアドレスできることは言うまでもない。

NWPL社のプロダクトの特徴については、「NWPL社のファンクショナル・オーソティックス/インソールの5つの特徴」を参照いただきたい。

サポート力という観点からは、Norhtwest Fit®はSUPERfeet®の3段階上位に位置づけられるプロダクトとなっている。

中上選手についても、ラフィノ船橋店の西山店長により足を採型し、そのデータを米国のNWPL社に送付。中上選手の足に完全にフィットする世界で一つだけのファンクショナルインソールであるNorthwest Fit®を製作中(インタビュー当時)。

左:ラフィノ船橋店西山店長、右:中上選手
NWPL社が独自に開発した採型システムSmartCast®Systemによって足の採型中の中上選手

2022年シーズンに向けて日本を発たれる直前にお話をお伺いし、新たにご利用いただく予定となっているNWPL社のNorthwest Fit®に対するご期待をお伺いした。年末年始を挟んでいたこともあり、フルカスタマイズのNorthwest Fit®が米国から日本に向かっている最中であったため、中上選手のための世界でひとつのNorthwest Fit®が届いていない状況であったが、大きなご期待をいただいており、身の引き締まる思いがした。

中上選手「西山店長に採型いただいたときに、Northwest Fit®のデモ用のサンプルでNorthwest Fit®を初めて試すことができました。採型後のフルカスタマイズのものではないデモでしたが、それでもSUPERfeet®との違いは明らかでした。すっと足になじむ感じはもちろんのこと、SUPERfeet®をMotoGPクラスという極限の状態で体験しているからこそ分かる違いがありました。具体的には力がよりピンポイントに伝わる感じがしました。サンプルでそれだけの違いを感じたので、自分の足の形にあったNorthwest Fit®が届いたら、どこまでパフォーマンスアップができるのか、とても楽しみです。」

中上選手のお話をお伺いしていて頭に浮かんだのがグレッグ・マキューン著「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」に出てきた下図だ。極限の世界で戦っているプロフェッショナルの言葉はとても短いが、いきなり本質に迫る。

「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」(グレッグ・マキューン著)より引用

中上選手「Northwest Fit®のデモを試したとき、すぐになじんで、力が一瞬にして伝わる、無理なく必要最小限の力で最大のパフォーマンスを出すことができるのではないか、という感覚を持つことができました。」

西山店長「そこまでご期待頂いていると改めて知り、とても光栄です。」

中上選手「まずは2月にマレーシアとインドネシアで行われるテスト走行でぜひ試してみたいと思います。」

西山店長「日本から応援しています!」

編集後記:

その後、アメリカのNWPL社から中上選手のNorthwest Fit®が届き、日本在住の中上様経由で中上選手にお届けすることができました。MotoGPの2022年シーズン開幕戦は、2022年3月4日のカタール。MotoGPという極限の世界で高みを目指す中上選手を足元から支えながら、中上選手の今後のご活躍の状況をNWPL-足ナビでもお伝えしていきます。乞うご期待!


写真/中上選手ご提供、取材・文/山縣茂信

お話をお伺いした方

中上貴晶(なかがみたかあき)

1992年、千葉県千葉市生まれ。ニックネームはTAKA。4歳のころからバイクに乗り始めた。その後6歳でポケバイレースにデビューし、見事優勝を収める。2004年からロードレースに参戦し、数々の輝かしい成績を収める。2018年からMotoGPに昇格し、2022年シーズンは5シーズン目を迎える。自身のゼッケン番号と同じ30年となる2022年シーズンは初の表彰台を目指す。

中上選手にご提供しているNWPL社のNorthwest Fit®

  • NWPL社の祖業である医療用足底挿板のファンショナルオーソティックス®であり、NWPL社のフラッグシップモデルであるNorthwest Superglass®で蓄積したノウハウを投入し、日本市場専用に開発したファンクショナルインソールの最高峰モデルであるNorthwest Fit®
  • お一人お一人の足を独自のシステムでであるSmartCast®システムで採型し、世界で唯一のファンクショナルインソールをお届けいたします。
  • 足の痛みや身体の不具合についてはもちろんのこと、足の機能を最適化することにより、パフォーマンスの向上やケガの予防にもアドレスすることを企図した画期的なプロダクトです。
プロショップのたたずまいを漂わせるラフィノ船橋店。テニスの専門店だが、足の専門店としても広く知られていおり、遠方からも多くのお客様が西山店長に足の相談に訪れる。