最適な足の動きとは?
ノースウェスト・ポディアトリック・ラボラトリー社(NWPL社)は、アメリカ足病医学の下肢バイオメカニクス理論に基づいた医療用のファンクショナルオーソティックス®およびその流れをくむファンクショナルインソールを製造する会社です。
NWPL社は、米国で1964年に創業以降、当該業界を理論、技術および素材の面で牽引してきたリーディイングカンパニーです。
前回記事「ファンクショナルってどういうこと?」でお伝えした通り、NWPL社のファンクショナルオーソティックス®およびその流れをくむファンクショナルインソールは「足の動きを最適化する」ことを目的としています。
今回は、「足の適切な動き」について説明をしたいと思います。
足の動きが最適化されることの意味合い
足の動きが最適化されることは、自分の足で立ったり、歩いたりすることプラスの影響があることはもちろんのこと、姿勢が整うことによる美の観点やあらゆるスポーツにおいてトレーニング効果や運動の向上に寄与することが期待されます。
つまり、足の動きが最適化されることは、ヒトが活動するにあたっての土台を整えることになるのです。コラム「足への投資はハイリターン」もあわせてご一読ください。
適正な足の動きとは?
では、適切な足の動きとはどのようなものなのでしょうか。言葉や図表で説明することはとても難しいため、弊社株式会社インパクトトレーディングが作製した動画をご覧ください。
これは右足の動きを表したものですが、上段中央の正面から見た足の動きをご確認いただくと、足の骨が内側や外側にたわんでいる様子がご覧いただけたかと思います。これがアメリカ足病医学の下肢バイオメカニクス理論で想定される正しい足の動きなのです。
まず、内側にたわむ動きが表現されています。
これは、歩行時などに右足が着地するときに観察される足の動きです。適切な骨配列が実現されている足では、内側にできているアーチ、いわゆる土踏まずの部分が適切にたわむことにより、着地時にかかる衝撃を吸収・緩和しています。これにより、体重の2-3倍かかるという着地時の衝撃が直接足から体全体に及ぶことを防いでいます。
次に、足が外側にたわむ動きが表現されています。
この動きは、歩行時などに右足が地面から離れていくときに観察される足の動きです。適切な骨配列が実現されている足では、足がこのように外側にたわむ動きが確認されます。この外側へのたわみは、足が床から離れるときに、それまで蓄えてきた運動エネルギーを効率的に伝達するために必要な動きである親指の関節の動きを実現するために必要な動きなのです。
少し複雑な話になるので、簡単にご説明すると、足が床から離れるときに親指はカラダの正面からみて反り返る形で関節が曲がりますが、親指が本来持つ機能を最大化して十分曲がるためには、親指の下、特に母指球の下あたりに適切なスペースが必要なのです。外側へのたわみはこのスペースを確保することに寄与しているのです。詳細は「踏み出しに影響する関節:第1MP関節」をご覧ください。
このことは、皆様の足でも確認いただけます。足を浮かして親指を反らすように動かしてみてください。母指球のあたりが下に沈み込むことが確認できるとおもいます。
このような適切な足の動きを阻害する要因はいくつか想定されますが、大きなもののひとつは足の骨配列の乱れです。これは怪我などの外的要因によるものもあれば、体の動かし方のクセなどに起因することもあります。
NWPL社のファンクショナルオーソティックス®およびその流れをくむファンクショナルインソールは、足の動きを最適化することを目的としていますが、その着眼点は、足の骨配列を整えることなのです。骨配列を整えることにより、足が高いアーチ(硬い足)から低いアーチ(柔らかい足)に、そして再び高いアーチに移行することをサポートします。
Our Storyでお届けしたい声
このように、足の骨配列を整えることにより「足の動きを最適化」することを目的とした、NWPL社のファンクショナルオーソティックス®およびその流れをくむファンクショナルインソールをご利用いただいている方々の声をお届けする「Our Story」を通じて、NWPL社のファンクショナルオーソティックス®およびその流れをくむファンクショナルインソールを用いることで、どのような体感や変化があったのかについて、生の声をお届けいたします。
「Our Story」の今後の展開にご期待ください!