幼少の頃に、お兄さんの影響でサッカーを始めて以来、サッカー一筋で過ごしてきたジャスティン選手。そんなジャスティン選手に試練が訪れました。それは、ヘルニアに伴う腰痛です。手術に至る経緯、手術後の痛みの再発、NWPL(Northwest Podiatric Laboratory)のファンクショナルインソール、LifeOTCとの出会いについて、株式会社インパクトトレーディングのマーケティング統括部長の山縣がお話を伺いしました。
ジャスティン選手:2年ほど前からヘルニアに伴う腰痛を抱えていました。痛み止めを服用しながら、騙し騙し凌いできました。でも、今年に入ってから痛みが耐えきれないレベルに達してしまいました。サッカーはもちろんのこと、サッカー以外の私生活にも支障をきたすようになりました。私自身としても手術は不可避と判断し、手術を決意しました。担当医師もMRIの検査などの結果、手術をした方がよいということでしたので、手術を行いました。手術は2023年6月の頭ぐらいに実施して、2-3か月のリハビリを経て復帰する、という計画でした。
山縣:腰痛に悩まれるサッカー選手は多いのですか?
ジャスティン選手:それほど多くはないようです。私もチームのトレーナーに尋ねてみましたが、ヘルニアによる腰痛で手術をした選手を直接担当したことはないとのことでした。
山縣:サッカー選手にとって珍しい症例ということですが、相当きついですよね、腰痛は。サッカーについてはテレビで試合を見る程度の知識しかありませんが、激しい当たりなどを目にしての想像にすぎませんが。
ジャスティン選手:はい、サッカーのプレーには相当支障をきたしました。また、痛みが一番ひどかった時期には、痛みのあまり、寝ることができて1時間といった状況で、十分な睡眠をとることもできませんでした。その時期はサッカーをする云々といったレベルではない状態でした。
山縣:そういった経緯で手術をされたということですが、術後の経緯をお聞かせいただけますか?
ジャスティン選手:手術後は痛みも一定程度緩和して、復帰に向けてトレーニングを重ねていました。でも、左腰に違和感が残る日々が継続しました。そして、リハビリを経て復帰間近というタイミングで手術前と同じような症状が出てきました。先に述べた通り、リハビリ中にも痛みが残っていた状態が継続しており、そのような状態でトレーニングを続けたことが良くなかったのかもしれないとの思いもありました。このときはシンプルなランニングであっても違和感がぬぐえない状況で、トレーニングを自分の意思で中断する状況でした。いずれにしても戦線復帰できる状態ではなかったので、自らチームに対して再離脱の意向を伝えました。そのような状況の中、知人経由で貴社にご相談をさせていただきました。
山縣:手術は成功した、というのが医師としてのご判断だったのでしょうか。
ジャスティン選手:はい、手術は成功しました。MRIの診断でも手術後の状況および再離脱を決断した際も状況は悪くなかったです。そのような状況でブロック注射を何度試してみても痛みは消えませんでした。医師からは、痛みの原因がヘルニアであれば、手術およびブロック注射で効果が出るはずだ、という説明を受けました。そうなると、腰痛の原因はヘルニアだけではなく、他の要因があるのではないか、という考えに至りました。
山縣:なるほど。そのような状況でご相談をいただき、当方からは、NWPL(Northwest Podiatric Laboratory)のファンクショナルインソール、LifeOTCをご提供いたしました。その後、1か月程度ランニングといったトレーニングでご利用いただいたとのことですが、使用感や腰痛の状況はいかがですか。
ジャスティン選手:はい。その前にご報告ですが、昨日から全体練習に合流することができました。
山縣:それは本当によかったです。私たちにとっても、本当に嬉しいニュースです。
ジャスティン選手:LifeOTCを使い始めてから、シンプルに痛みがほとんどない、という状態まで改善しました。チームのトレーナーも、これを試してもダメ、あれを試してもダメ、という状況が継続しており、頭を抱えていたので、痛みが解消したことで一緒に喜んでくれました。LifeOTCを使い始めてから徐々に痛みが軽減していくことを実感できました。今は普段の生活でもサッカーでも痛み止めも服用していないです。今は、痛みを感じることもなくサッカーをすることができて、本当に楽しくて、幸せです。
山縣:トレーニングが十分にできない、というのはアスリートにとってはストレスのたまる状況でしたよね。
ジャスティン選手:本当に。チームが全体で練習を行っているときにも、私はグランドの隅の方で、1人でリハビリに励んでいました。ストレスは溜まるし、不安も募りました。そのような感情から解放され、サッカーをできるようになったことは本当に嬉しいです。
山縣:LifeOTCをご利用いただいた際の印象はいかがでしたか。
ジャスティン選手:ランニングをした際に、腰の痛みがないことに驚きました。また、かかと部分をホールドされて安定感が増しました。また、足の外側とか親指のつけ根部分が痛くなる症状も大幅に軽減されました。結果として、足の疲労感は大幅に軽減されました。足でやるスポーツなので、とても大きな変化だと思います。
その後、ジャスティン選手には、NWPLのカスタマイズモデルであるNorthwest Fitの採型をサッカーショップKAMOの町田店で採型をし、ご提供いたしました。
今後も、私たちはジャスティン選手を足元から全力でサポートいたします。ジャスティン選手の益々のご活躍を心からお祈りしています。
取材後記1:
ジャスティン選手から、シーズンイン前のキャンプが無事終了したとのご報告をいただきました。腰痛から解放されたジャスティン選手の今シーズンの活躍が今からとても楽しみです。(2024年2月4日加筆)
取材後記2:
シーズンイン前のご報告のためにご来社されました。
2年近く悩まされ、昨シーズンは手術のための戦線離脱も余儀なくされた腰痛。手術前には痛みで1時間も寝ることもままならず、サッカーは言うに及ばず日常生活にも支障を来していました。
手術後も痛みが残る状態で、私たちNWPL(Northwest Podiatric Laboratory)のファンクショナルインソールにご関心をお寄せいただきました。LifeOTCを普段履きの靴やランニングシューズに入れてご使用いただき、今では腰痛は完治。痛みのない状況で、新しいシーズンに向かうことができるとのこと。私たちにとっても本当に嬉しいことです。
怪我についても決してネガティブに捉えることなく、以下のように戦線離脱の期間を振り返っておられました。
- 自分のカラダに真剣に向き合うことができた
- シューズをはじめとした道具について、思い込みをはして、自分にとって何が良いのかを吟味することができた
- ピッチの外から試合を見ることで、自分がどのようなことをすべきなのかを考えることができた
また、今回の経験を通じて、怪我の予防、早期の対応がいかに重要か痛感し、多くのサッカー選手に知ってほしい、とおっしゃっていました。
プロとして10シーズン目と節目となる今シーズン。ジャスティン選手にとって飛躍の年となることを心からお祈りしつつ、足元からしっかりサポートいたします。(2024年2月19日加筆)
写真:金城ジャスティン俊樹選手ご提供、取材・文:山縣茂信
お話をお伺いした方
金城ジャスティン俊樹選手
サッカー選手
SC相模原所属
沖縄県出身、1997年2月22日生まれ。
沖縄県沖縄市出身のプロサッカー選手。JリーグのSC相模原所属。元サッカー選手の金城クリストファー達樹さんは実兄。実弟の金城アンドレ泰樹さんも、南葛SCに所属するプロサッカー選手。
本記事でご紹介したNWPL(Northwest Podiatric Laboratory)のファンクショナルインソール
LifeOTC®
(ライフオーティーシー)
主な特徴
- Northwest Podiatric Lab社(以下、NWPL社)が自信をもってお届けするファンクショナルインソール
- NWPL社のプロダクトの特徴を備えながらも手に取っていただきやすいインソール
- 厚さ2ミリという薄さを実現。多くの靴やルームシューズでも使用可能
Northwest Fit®
(ノースウェスト フィット)
主な特徴
- 一足一足をアメリカの工場で成型し日本へ!最高峰のカスタムメイドインソール
- Northwest Podiatric Laboratory社製医療用足底挿板 “Superglass"をベースに開発されたカスタムメイドインソールです。 (※ 医療用製品ではございません。)
- 特別な教育を受けた取扱店舗の認定スタッフが、左右の足それぞれの安定したポジションを確保し足型を採型します。
- 採型された電子石膏データに基づき、一足一足、職人が作成・加工を行います。
- 自分だけの「究極のフィッティングツール」としてご利用頂けるインソールです。