StepCraft ゴルフ測定レポート 打つたびに違う飛距離。

足元から、飛距離の「ブレ」を見直す:StepCraft®を入れた10人のドライバー測定レポート

練習場では気持ちよく飛んだのに、コースに出ると同じクラブで20ヤード足りない。
昨日はフェアウェイの真ん中まで届いたドライバーが、今日はなぜか手前で落ちる。

そんな「飛ぶ日と飛ばない日の差」に、心当たりはありませんか。

グリップやスイング軌道を見直しても、なかなか揃わない。
そもそも自分の「いつもの飛距離」がいくつなのか、はっきり言えない方も多いのではないでしょうか。

ゴルフのスコアを崩すのは、ナイスショットよりも「最悪の1打」です。
いつもの飛距離が読めれば、2打目のクラブ選びもコースマネジメントも立てやすくなります。

NWPLは「足を整える、カラダが整う」を大切にしています。
では、スイングの土台である足元が変わると、打球には何が起きるのか。
ファンクショナルインソールStepCraft®を入れない状態と入れた状態で、10人のゴルファーのドライバーショットを測定しました。

本記事では、その結果をありのままに紹介します。
良かった数字だけでなく、変わらなかった数字や、読み解くうえでの注意点も併せてお伝えします。

目次

  1. 測定の概要
  2. 結果1:飛距離のブレが小さくなった人、10人中9人
  3. 結果2:飛距離を大きく落とすミスが減った
  4. 結果3:振る速さは同じ。当たり損ないが減った
  5. 結果4:「いつもの1球」と「ワーストの1球」が伸びた
  6. 結果5:飛距離がバラバラな人ほど、差が出た
  7. 読み解くうえでの注意
  8. あなたの足で、試してみてください

測定の概要

参加者10名(男性4名・女性6名、10代〜50代)
ヘッドスピード秒速31〜51メートル
クラブドライバー(同じクラブ)
球数各状態10球ずつ
測定器トラックマン(弾道測定器)
手順同日に、StepCraft®を入れない状態と入れた状態を連続して測定
集計装着直後の結果。ミスショットを含む全球を集計(明らかな記録ミスのみ除外)

年齢もスイングスピードもも異なる10人による測定結果です。
あなたに近いゴルファーもいるかもしれません。

結果1:飛距離のブレが小さくなった人、10人中9人

10球のキャリー(空中を飛んだ距離)のブレを比べると、10人中9人でStepCraft®を入れた状態の方が小さくなっていました。
ここでいうブレは標準偏差で、小さいほど飛距離が揃っていることを表します。
転がりも含めたトータル飛距離のブレ、ボール初速のブレも、それぞれ10人中9人で小さくなっています。

まとまり具合を球数で見ると、より実感しやすくなります。
各自の「いつもの飛距離」から前後5ヤード以内に収まった球は、100球中52球から70球に増えました。

図1 いつもの飛距離から前後5ヤード以内に収まった球
図1 いつもの飛距離から前後5ヤード以内に収まった球

いつもの飛距離は、10球を飛距離順に並べた真ん中の値です。
それぞれの状態の真ん中の値を基準にしているので、飛距離が伸びた分は除き、まとまり具合だけを比べています。
10ヤードはおおよそクラブ1番手分の差なので、狙った番手の範囲に収まる打球が増えたということです。

左が入れない状態、右が入れた状態です。

結果2:飛距離を大きく落とすミスが減った

いつもの飛距離より10%超短かった球は、100球中4球から0球になりました。
5%超短かった球は13球から5球です。

図2 いつもの飛距離より大きく短かった球
図2 いつもの飛距離より大きく短かった球

キャリー200ヤードの人なら、10%は20ヤード以上ショートする1打。
およそ2番手長い2打目が残るミスです。
なお、この図の基準はどちらも「入れない状態」の真ん中の値なので、全体の飛距離が伸びた分も含まれます。

結果3:振る速さは同じ。当たり損ないが減った

ヘッドスピード(クラブを振る速さ)の変化は、10人全員が秒速1メートル未満でした。
それでも、ボール初速が本人のいつもの初速より2%以上低かった球は、13球から3球に減っています。

図3 ボール初速がいつもより2%以上低かった球
図3 ボール初速がいつもより2%以上低かった球

初速は、芯で捉えられたかどうか(ミート率)にも関わる数字です。
対象は記録ミスを除いた入れない状態96球、入れた状態100球です。

結果4:『いつもの1球』が伸びた人、10人中9人

個人ごとに見ると、いつもの1球(トータル飛距離の真ん中の値)が伸びた人は10人中9人でした。
伸び幅は−0.5〜+17.4ヤードと人によって大きく違い、ほとんど変わらなかった人もいます。

図4 StepCraftを入れた状態の方が良かった人数
図4 StepCraft®を入れた状態の方が良かった人数

いちばん飛んだ球より、コースで頼りになるのは「いつもの1球」です。

なお、ワーストの1球(キャリーが一番短かった球)が伸びた人も10人中9人、ベストの1球が伸びた人は10人中5人でした。ただし、どちらも1球だけで決まる数字なので、偶然の影響を受けやすく、参考値として見てください。

結果5:飛距離がバラバラな人ほど、差が出た

もともとブレが一番大きかった1人は、キャリーの標準偏差が25.1ヤードから9.1ヤードになりました。

図5 もともとブレが一番大きかった1人の例

10人全体でも、もともとのブレが大きい人ほど、小さくなった幅が大きい傾向でした(相関係数0.91。一番ブレの大きかった1人を除くと0.72)。
逆に、もともとブレが小さい人は差が出にくい傾向です。
ただし、ばらつきが大きい人は、偶然でも次の測定で落ち着きやすい性質(平均への回帰)もあります。
傾向の参考として見てください。

読み解くうえでの注意

  • 掲載の10名は測定参加者から選んだ事例です。くじ引きのように偏りなく選んだわけではないため、「10人中9人」が全体の割合を表すわけではありません。
  • 装着直後の結果です。使い続けた場合の変化は、今回の測定では分かりません。
  • 見ているのは前後の飛距離と初速で、左右の方向や曲がりは含みません。
  • 1人10球ずつの測定です。特にワーストやベストの1球は、偶然の影響を受けやすい数字です。
  • 個人の測定結果であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。

他のゴルファーの数字は”単なる数字”です。あなたもStepCraft®をお試しください。

数字は人それぞれです。
いちばん確かなのは、自分の足で打って確かめることです。

StepCraft®は店頭で試し履きできます。

店頭で試し履きができます(写真はイメージ)

測定について

  • 10名/ドライバー/各状態10球
  • 同日・同じクラブ・トラックマン(弾道測定器)で、StepCraft®を入れない状態と入れた状態を連続して測定
  • 装着直後の結果。ミスショットを含む全球で集計(明らかな記録ミスのみ除外)

本記事で使った言葉と、統計での呼び方をまとめました。

記事の中の言葉

記事での言葉統計での呼び方意味
いつもの飛距離中央値10球を飛距離順に並べて、真ん中にくる値です(10球なら5番目と6番目の平均)。平均と違い、大きなミスショット1球に引っ張られにくいのが特徴です。図1と分布図では、キャリーの中央値を使っています。
いつもの1球中央値トータル飛距離の中央値です。結果4で使っています。
ブレ標準偏差10球の飛距離が、平均からどれだけ散らばっているかを表す数値です(単位はヤード)。小さいほど飛距離が揃っています。
前後5ヤード以内中央値±5ヤード中央値から上下5ヤード、幅10ヤードの範囲です。基準はそれぞれの状態の中央値なので、飛距離が伸びた分は含みません。
5%超・10%超短い球基準値からの下振れ入れない状態の中央値より、5%(10%)を超えて短かった球です。基準を入れない状態にそろえているので、全体の飛距離が伸びた分も含みます。
ワーストの1球最小値キャリーが一番短かった球です。1球だけで決まるので、偶然の影響を受けやすい数字です。
ベストの1球最大値トータル飛距離が一番長かった球です。こちらも1球だけで決まるので、偶然の影響を受けやすい数字です。
相関係数相関係数2つの数値がどれだけ連動しているかを表す数値で、−1から1の値をとります。1に近いほど、一方が大きいともう一方も大きい関係です。結果5では「もともとのブレ」と「ブレが小さくなった幅」の関係を表しています。
平均への回帰平均への回帰極端な値が出た人は、次に測ると何もしなくても平均に近い値になりやすい、という性質です。もともとブレが大きい人ほど差が出た理由の一部は、これで説明できる可能性があります。

測定の項目

用語意味
キャリー打ったボールが、空中を飛んだ距離です。
トータル飛距離キャリーに、着地してからの転がりを加えた距離です。
ボール初速打った直後のボールの速さです(m/s)。
ヘッドスピードインパクト直前のクラブヘッドの速さです(m/s)。
ミート率ボール初速÷ヘッドスピードで求める数値で、芯で捉えるほど大きくなります。本記事では直接は集計していません。
トラックマンレーダーでボールとクラブの動きを測る、弾道測定器です。